和歌山県某所 玉髄上の紫水晶②

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前掲の物と同じ産地の紫水晶。サイズが一回り大きくなり、5cm四方の玉髄に、紫水晶が見られます。

断面の柔らかな紫は、玉髄の薄青色の影響で青紫にも見えます。水晶の結晶部分(6、7枚目)は白くザラメ状の石英に覆われ、まるでお菓子「月の雫」。山梨県で石を購入しにいくと、高確率で土産物屋に売っている、ぶどうの粒の砂糖がけです。

2020年にこちらを入手しましたが、未だに産地情報は未公開。誰かに見つかるまでひっそりと、この紫水晶の仲間たちはどこかに眠っているのでしょう。

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