鳥取県米子市深浦 玉滴石・束沸石付き紫水晶

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過去のミネラルマーケットで僅かに販売された深浦の紫水晶です。鳥取県の紫水晶は、藤屋の紫水晶も有名ですが、個人的には、現在はそれに匹敵するレア度を誇ります。

普通に濃く、紫水晶として申し分なし。メインのポイントが割れて消失しているのは残念ですが、横の小さいポイントは表面の玉滴石の泡々の感じも面白いです。玉滴石というと蛭川の煙水晶に付いたものが知られ、緑色に蛍光することが有名ですが、こちらの場合は蛍光が見られません。

また、束沸石(スティルバイト)が共生しているのも確認できます。国産でこの組み合わせの紫水晶は唯一ではないでしょうか?

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