山口県山口市秋穂二島 煙水晶①

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「海岸のガマから採取された煙水晶」に掲載したものを単品で撮影したものです。

水晶自体はごく一般的な煙水晶で、透かすときれいな茶色になります。

表面にはカリ長石と緑簾石がついており、僅かに緑色が混ざったクリーム色の部分があります。秋穂のガマ内で見られる鉱物としては、緑簾石が代表的なもののようです。時々、完全内包された標本も見かけます。こちらは内包とまでは行きませんでしたが、一部水晶に食い込んでいます。

長石に柘榴石がついたものも発見されており、柘榴石内包の煙水晶も取れる可能性があります。

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