東北新幹線40周年記念企画!200系模型の形式を学ぶ　～226形編～

どうも皆様、いよいよ6月23日に東北新幹線は開業から40年を迎えます。TOMIXから発売予定のE編成を前に今まで製品化されてきた200系模型を大まかに番台ごとに解説していこうと思います。

今回はその2回目226形の特集です。(今回もメーカーごとの差異とかは省略します)

開業以来長らく各編成偶数号車に連結され、落成してから大きな変更が少なかったのがこの226形。

番台別の差も少なく後付けのパーツや表示機・色を除けばホントに変化の無かった車両の一つ。

～0番台～(エンドウ・KATO・TOMIX・マイクロエース)

▲KATOのE7編成の226形0番台、特に付帯するパーツも少ないシンプルな姿。

226形0番台は基本的に開業当初のE編成やその後240km/h対応改造された一部F編成の他、H編成にG編成や一部のK編成が連結している最もポピュラーなタイプ。

模型では基本的にE編成やG編成に使用されるオリジナルタイプはエンドウ・KATO・TOMIX、そして2009年のマイクロエースの開業一番列車とそれぞれ製品化されてはいるが、TOMIXは現状80年代に製造した初期製品でKATOも製品リニューアルしたものの基本設計は製品化当時と変わらずそのままの状況が続いている。

とは言え、2022年秋に製品化されるTOMIXE編成が新規ボディで製品化されることになりようやく近年の水準のレベルに達した製品が登場することになる。

▲TOMIXの240km/h対応車(92641)、高圧引き通し線や車端部のガイシが目立つ。

そして後天的に改造による240km/h対応車、こちらはTOMIXとマイクロエースのみの製品化で、TOMIXが2000番台セット(92625)で最初に製品化した。

その後ベーシックセット(90201)やK編成旧製品(92641)でも製品化された他、2016年に製品リニューアルしたH編成(98603他)がある。

一応TOMIXH編成の製品リニューアルで新規に屋根を作り直したことから98603等のH編成現行品に関してはパンタカバー等を駆使する事により0番台中間車の晩年タイプも再現可能になった。

(余談だがこの屋根をF編成などに流用することにより、現行ボディのオリジナル塗装車でも0番台240km/h対応車が作れなくは無い・・・偉くコスパは悪いが)

一方マイクロエースからもラウンドノーズピンストライプのF52編成が唯一の0番台240km/h対応車の製品として製品化されたが車端部のガイシの位置が1000番台の位置なので微妙なエラーが発生したりと今ひとつである。

～1000番台～(マイクロエース・TOMIX)

▲TOMIXのK44編成の226形1000番台、こちらは4号車なので大型のカバーが付いている。

226形1000番台は1983年に登場した新製時から240km/h対応したタイプ、基本的にF編成とK編成に連結されている。

200系模型史においては2003年にマイクロエースからリニューアルK47編成とオリジナルF19編成が発売された際に登場した。

その後2013年にTOMIXからK47編成(30周年記念号)が製品化されたのを皮切りにTOMIX200系の主力製品に変貌を遂げた。

マイクロエースに遅れながらもパンタカバーの取り付けも可能になった。

余談だが、200系リニューアル車は基本的に1000番台が殆どの為マイクロエースもTOMIXも1000番台がプロトタイプである。(当館おなじみのK21は例外)

という事で今回は前回の221形と打って変わって派生番台が少ない226形の基礎知識的な解説をさせて頂きました。

今後215形・237形・248形・249形・225形・・・そして222形の順に追って解説して行こうと思いますので宜しくお願いいたします。

それでは、また次回。

～目次～

第一回(221形)：https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/111

第三回(215形)：https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/113

第四回(237形)：https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/114

第五回(249形・248形)：https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/115

第六回(225形)：https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/116

第七回(222形)：https://muuseo.com/K21_47Fan/diaries/117

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