ゴジラ＆東宝特撮　オフィシャルブックvol。４　【愛の戦士　レインボーマン】

僕が子供の頃・・・昭和４０年代半ばにテレビ特撮ヒーロードラマの【仮面ライダー】が誕生し、成功を収めてから次々と、我も我もと同じ様な特撮ヒーローのドラマが有象無象に放映された為に、子供たちは忙しかった（笑）

中でもキワモノだったのが川内康範：原作の【レインボーマン】。　
今日、久々にタツヤを覗くとムック本が発売されているではありませんか！！　脊髄反射で即購入（笑）
設定や登場キャラクター紹介とか、カラーページで当時の写真も多く、嬉しい嬉しい♪

★≪あらすじ≫

日本と日本人を特に嫌い、日本人を根絶やしにするべく、秘密結社『死ね死ね団』がありとあらゆる非合法な手で日本壊滅の企む。　　主人公・ヤマトタケシはそんな事は知らず、自分の都合でインドの秘境に住む、齢１５０歳のダイバダッタという現代の仙人みたいな老人に強くなりたいからと弟子入りする。

ダイバダッタの過酷なヨガの修行を受け、ヤマトタケシは人類愛に目覚め、日・月・火・水・木・金・土の７つの化身に変身できる【レインボーマン】になった（２代目ですな）。　　日本に帰国したヤマトタケシは死ね死ね団の野望を知り、日本を救う為にレインボーマンとしてヨガの体術・超能力で一人孤独に戦う・・・

★今の様なコンプライアンスだの放送自粛用語だのの意識がなかった時代とはいえ、第９話『タケシを狂わせろ』～第１０話『やつらを殺せ！』では、主人公が特殊薬物を密かに飲まされ、精神異常をきたす。
精神病院（実は死ね死ね団の一味）に強制入院させられ、牢屋みたいな施設には同様の薬で精神異常になった患者が出てくるがその描写！

また、EDや挿入歌には『黄色い日本ぶっ潰せ！　世界の地図から消しちまえ！』だの、歌の中に『死ね！』がコーラスとともに１番だけでも２５回ほど出てくる（笑）　『アイツを探せ～　アイツを殺せ～』とか。
今じゃ１００％放映できない。　しかしこれを当時のガキんちょは普通に観ていたし、特にOP曲なんかは全国で替え歌が流行った。（学区でも違ったり）

https://www.youtube.com/watch?v=w2LxmEDWzlE

ただ、原作者は過激な作品の創造が目的ではなく、敢えて【人類愛・愛国精神】を説きたかったのだが、結果的には『日本特撮界史上のキワモノ』みたいな扱いで、ファンにしてみれば今回の様な本は嬉しい。

（５枚目・６枚目画像）・・・今回の本・DVD全話・漫画版・フィギュア 。　CDは車に積んであるので画像なし。



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