夢の跡 / 村下孝蔵

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村下孝蔵の3rdアルバム(自主制作盤のデビューアルバムがあるので、実際には4枚目)
個人的見解として、村下孝蔵の立ち位置はさだまさしと浜田省吾の中間点。基本ジャンルはフォークなんでしょうけど、そこでは収まらないポップさがあり、それを作り上げているのはアレンジャーの水谷公生だと思います。
水谷公生は浜田省吾のアレンジャーでもあり、村下孝蔵の弾き語りデモをここまでポップに編曲することで、独自の世界観が生まれています。
また、ここまでポップにお色直しされたことを受け入れる村下孝蔵も寛容だし、ポップであっても日本語以外は歌詞に使わないという確固なポリシーも合わせ持っています。
「ゆうこ」なんて、他の人には書けないメロデーラインです。

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