THE BLUE HEARTS / THE BLUE HEARTS

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日本のパンクロックの歴史を、いや、日本のロックそのものを変えた伝説の一枚。ブルーハーツのデビューアルバム。
凝った歌詞やメロディーは一切なく、音もボーカル、ギター、ベース、ドラムだけなのに、この魂に刺さるメッセージ性は何なのか?
当時の衝撃は今も覚えています。
若い頃抱く、言いたくても言えない、社会に順応できない自分に、ブルーハーツはガッチリとハグしてきます。この共感度の高さが最大の魅力で、甲本ヒロトの声の真っ直ぐさと、尖りつつ寄り添うマーシーのギターがそれを具現化しています。

ちなみにスピッツも当時はパンクバンドで、ブルーハーツの登場により「先を越されたショック」を完膚なきまでに感じ、今のスタイルに方向転換しました。

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