インソムニア / 鬼束ちひろ

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1976年夏、ちょうど夏休みが三分の一ほど終わった頃、私は森田童子の歌と存在を知った。衝撃的な出逢いだった。その後、それほど衝撃的な出逢いには一度も巡り会わず、四半世紀が過ぎ、21世紀になってまもなくのことだった。
第二の衝撃的出逢いだった。そのシンガーの名前が『鬼束ちひろ』と知ったのは後からのことだった。時折り言葉の中に見せる『狂気』。厭世的価値観が、どこか森田童子と似ていると思った。
歌の内容からしてもあまり、歌番組が似合わないアーティストだが、それから今でも私にとっては気になる存在になった。

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