中島 百式爆撃機 呑龍 II型(キ49-II) ‘飛行第62戦隊’

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九七式重爆撃機の後継にあたる本機は、戦闘機の護衛を必要としない高速性能と重武装を併せ持った重爆撃機として設計されました。対ソ戦において、敵飛行場を攻撃する航空撃滅戦に用いる構想でした。しかし、同時期に出現した敵戦闘機に比較して高速と言える程の性能を持つには至らず、実戦においては常に味方戦闘機の護衛を必要としました。
二型 (キ49-II)
エンジンをハ109に換装した性能向上型で、プロペラ、ラジエーター、機首の形状等が改修されました。さらに、武装の違いによって甲、乙、丙(武装を全廃した哨戒機型)、さらに防御武装を全廃し800kg爆弾を内蔵した特攻機型の二型改がありました。687機生産。

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