Scapolite スカポライト(1)

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普通は無色ないし白色たが、有色だと黄色系が多く、時に紫色のものがある。

柱石は四角柱状に結晶する事から名付けられたが、多くは針状ないし柱状の集合体が普通で、風化に弱く、表面が白濁しやすい。
条線がはっきり現れ、ガラス光沢を持つ。

「スカポライト」は結晶が柱の様な形をしている事からギリシャ語の「スカポス」から名付けられた。
また、ドイツの鉱物学者ウェルナーにちなんで「ウェルネライト」と呼ばれることもある。

スカポライトには、ナトリウムを多く含んだマリアライト(曹柱石)、カルシウムを多く含んだメイオナイト(灰柱石)があり、中間にナトリウムとカルシウムを含んだものもある。
硫酸基の多いものもあり、シルビアライトと呼ばれる。

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