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ミナルディ・フォード M01
荒れた99年。そのシーズンを象徴したのようなレースが第14戦のヨーロッパGPだ。天気が曇りから雨、そして晴れ。トップに立ったドライバーたちが次々消えていく。バドエルは4位走行中にエンジンブロー。マシンの横で泣き崩れた姿に胸が締め付けられた。そして生き残ったジェネはミナルディに貴重な4年ぶりの入賞を6位で飾った。M01は久々の新設計でグスタフ・ブルナーがデザインした。一応、横置きトーションバーを採用するなどトレンドを盛り込んだ。エンジンは前年スチュワートが使っていたフォードエンジンで、パワーが向上している。