松村しのぶ Collections

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松村 しのぶ(まつむら しのぶ、1962年 - )は、モデラー、海洋堂の原型師。動物や恐竜などのネイチャーフィギュアの第一人者。山口県下松市出身。
'87年には、新たな恐竜造型の歴史を生み出す一人の男が現われました。本誌「真・世界動物誌」(現在は新・世界動物誌WILD RUSH)連載でおなじみの、松村しのぶです。
彼の作風はそれまでのモデラーとは違い、イラストレイターとしてのやわらかい造り、そして何よりも基本的に生物を知った者のみが生み出すことのできる自然な動き、表情等、まるで生きてそこにいるような造型で、モデラー、イラストレイター、研究家、そしてプロフェッサーまで、全ての人が感動を受けるレベルの作品になっています。そのため海洋堂でもそれまでバラバラに展開していた恐竜モデルシリーズをまとめていく必要が出てきて、以前のほとんどのモデルは絶版となってしまいました。まさに私達の恐竜シリーズにおける"ジャイアント・インパクト"であります。彼の造型物はガレージキットや本誌連載だけではなく、福井の博物館や横浜博のような地方博、はてはアメリカ自然史博物館にまで
飾られています。また最近では、さまざまなイベント用のデザインスケッチやひな型製作等の活動も行なっております。このようにして少しずつでもレベルの高い恐竜モデルを提示していけば、全体のレベルも上がっていくと思っておりますし、また世間一般の現在の恐竜デザイン(恐竜イメージ)向上にも少しぐらいは影響を与えることができたのではないかと考えております。

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