ツグツパイト(タグタップ石)

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かすみ石閃長岩という白い岩の中に赤く(ピンク色)見える部分が、ツグツープ石。
グリーンランドのツグツープ岬(となかい岬)というところで、1962年に最初に発見された。
名前は地元の言葉で「トナカイの血」に由来する。
産地はグリーンランド、ロシア、デンマークなど。
方ソーダ石(Sodalite)のアルミニウムの1つをベリリウムに置換した組成に相当するが、結晶構造は僅かに異なっている。

タグタップ石は強烈な美しい蛍光を放つことで知られ、その色は長波UVでオレンジ色~淡いクリムゾン赤色、短波UVでチェリー赤色~暗いクリムゾン赤色が一般的。
クヴァネ・フィヨルド産には淡い青色に蛍光するものもあるという。

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