合成ルビー
フラックス法合成ルビー
今日、宝石市場に於て真面目なといっては変ですが、ともかく宝石として扱われているのは、フラックス法(Flux Melt process)と言う、より天然の結晶条件に近い環境で合成された結晶です。
フラックスとは溶剤のことで、ハンダのような金属化合物の中に宝石の原料を入れて溶かした後にゆっくりと冷却して結晶を成長させる方法です。
1989年のサンフランシスコ地震の時にまだ成長中だったものも見せていただきましたが、地震の影響を受けて結晶が崩れていました。
こちらは地震より前に製造されたピースと思われます。