Cruyff lovefullstudentnerdthings

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★シューゲイザー?オルタナ?とかで括る必要なし!なんだか最高で最強なバンドが急に出た!

以前なんとなく目に入ってきたこのバンドのギタリストのyagi hiromiさん、ギター弾く映像が衝撃的にかっこよくて。NITRODAYのLIVEかなんかだった。もともとパティ・スミス、キム・ゴードンみたいなロック姉さんが大好きで。yagiさんは華奢な感じに見えるのは一瞬で、ジャズマス弾きまくるともうやばい。COOLで狂気を奥に感じさせる感じで気になりまくっていた。そんな彼女の新しいバンドだっていうんで試聴したら、いやいややべ~~これ!とすぐダウンロード。全体的な音以上に、そしてyagiさん以上に気になってしまったのがVo&Gのmasataka watanabeさん。彼がギターつま弾いて歌う⑤「tohoku」。持ってたカップが手元から落ちるくらいの衝撃。予想していなかったから余計びっくりした。おそらく年齢は自分の子供らくらいかと思うが、80歳のばっちゃさむかってつぶやくような歌、歌詞。歌詞に出てくる”奥羽山脈”というワードが故郷の風景を思い浮かべさせるところがツボ。少し涙出ちまったよ。自分は秋田だが彼は実家どこなんかな~~、ばあさん自分の親とそう変わらん歳だな。歌やってる孫の歌いつも涙して聴いてるな~~なーーんていろいろ頭に廻った。

バンドのネット記事とかみるとシューゲイザー云々、オルタナ云々とカテゴライズされがちだが、普通のギター強めなロックなんだな、おらの中では。自分が20代のころ、RIDEやジーザスアンドメリーチェインやマイブラなんかリアルタイムで。後々”シューゲイザー”と言われだしたころ、なんのことかわからんかった。cruyffはcuryff。カテゴライズするのはもったいないくらいオリジナリティあるし。

メンバーのみなさんは若い。きっと音楽大好きで好きなバンドの過去、周辺をたどりまくってるんだろーなーというのが曲を聴いているとよくわかる。

 で、なんで最高かっていうと、自分が長年聞いてきたロックのいろんなジャンル?のツボるフレーズ、雰囲気、瞬間がある。それは感じ方人それぞれだろうが、反面共通しているようにも思う。そういったツボるところの音が随所に使われていて。パクリとかではなく、あ~~こういう感じのギターが鳴ってくれればいーなー、ここヴォーカル叫ばねーかな?みたいな時、まさにギターが鳴ってくれる、叫んでくれる!みたいな感じ。好きな音楽に出会うときはその回数の多さが基準になるが、このバンドはめちゃめちゃ回数多かった。やばかった。しかも東北ワード。参りました。

あと1stのTAPEより歌の音レベル低めで、あえて?歌と歌詞を埋もれさせてるところがめちゃよかった。それやられると耳が離れなくなる。ほんとツボだらけ。LIVE見て~~なほんと。

あとぜひアナログ盤で出して欲しい!!

https://powerpuffcruyff.bandcamp.com/album/lovefullstudentnerdthings

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