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CDロムロム
PCエンジン用の周辺機器として発売された、家庭用ゲーム機初のCDメディア。
今までのロムカセット供給と比較して桁違いの容量(540MB)を利用できるようになり、これを境にゲームのグラフィック強化、音楽再生、声優によるアフレコデータの利用が可能になり、ゲームの進化に多大なる貢献をした。
CDロムシステムは2つのパーツに分かれており、メインパーツであるCD-ROM再生ユニットと、PCエンジン本体と接続するためのインターフェースユニットがある。発売初期は物品税の都合でそれぞれ別売だったが(CD-ROM32,800円、インターフェースユニット27,000円)、1989年に一律消費税になったため、セット販売に変わった。
なお、CDゲームを起動するためには、PCエンジン本体スロットにシステムカードを挿さないと起動しない。システムカードはインターフェースユニットに付属する。システムカードには複数種類があり、Ver.1.0、2.0、2.1、スーパーシステムカード3.0、アーケードカードPROの5種類がある。遊ぶソフトによって必要なカードが違うので注意が必要。
この機器が無ければ、名作『ときメモ』は生まれなかっただろう。『ときメモ』をプレイしたいがためにCDロムロムを購入した友人を私は2人知っている。
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