サマディ(10本入)

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日本初のクレテック(丁子入り)タバコであり、香辛料の一種である丁子(クローブ)を混ぜてあり独特の香気がある。

クレテックの本場インドネシアでは、タバコ市場の90%をこのクレテックが占めており、「ガラム」や「ジャルム」などの銘柄がよく知られている。1960年代、日本でもその存在は知られていたが、語感のよく似た「クローバー(シロツメクサ)」と混同されていた。「クレテック」は、クローブの燃える音の擬声語で、実際に火花も散るらしい。

製品そのものは、日本たばこ産業株式会社発足以後の輸入自由化による各種商品の大量流入を見越して、自社製品として開発されたものと思われる。人によって好みの別れる「ガラム」よりも、日本人に好まれる喫味としたがあまり定着しなかった。製品名「サマディ」はインドネシア語で「瞑想」の意味。

【画像1】1985年7月1日~ 250円で発売開始

・1986年5月1日 260円へ価格改正

【画像2】内小箱

・1986年5月で売り尽しを以て廃止

[1988 アフィニスクラブ]

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