バスミニチュアカーコレクションNo.940 ウッド 123 日野 RE 遠州鉄道バス

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遠州鉄道バスは静岡県浜松市を基盤にバスを運行する遠州鉄道のバス事業部門です。その歴史は1907年遠州鉄道のルーツとなる浜松鉄道の設立に遡ります。
遠州鉄道ではこの銀色に濃緑色のストライプのバスが2000年代の低床バス導入時まで続くロングライフデザインです。その後、他社同様低床車が導入され、遠州鉄道バスも基本は踏襲しつつ、塗装のマイナーチェンジを行って現在はグリーンのカラートーンを一部明るくして、ストライプも曲線を採用しリデザインしています。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。

このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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