バスミニチュアカーコレクション No.939 ウッド 122 日野 RE 静岡鉄道バス

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静岡鉄道バスは2002年に静岡鉄道から分社化されるまでの現在の「しずてつジャストライン」の前身の静岡鉄道のバス事業部門のバスのモデル化です。
静岡県内は自動車NOx・PM法の規制を受けない事から車両の使用年数は長く2015年まで昭和時代のバスが現役で走っていました。
この前の塗装は1969年から銀色に青のストライプの銀バスと呼ばれる塗装でしたがこのモデルは1980年にこのニシキのモデルが発売された頃に採用された前扉と後扉を視覚的に意識させるクリーム色ベースにマゼンタ色の扉部分の最新塗装となっています。
その後他社同様に低床化が進み、現在では基本は踏襲されクリーム色ベースに前扉が青、中扉がマゼンタに塗装された車両が路線バスの標準色となっています。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。

このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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