バスミニチュアカーコレクションNo.935 ウッド 118 日野 RE 関東鉄道バス

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関東鉄道は茨城県で鉄道路線都バス事業を行う京成電鉄の連結子会社ですが、常総筑波鉄道と鹿島参宮鉄道がルーツになっているようです。現在関東鉄道の収益の70%はバス事業が担っているようですが、主力地域以外は子会社に分離するか撤退をしているようです。
このバスがモデル化された1980年代では関東鉄道バスの車両は大半をいすゞ車が占めており、この日野REの存在の可能性は極めて低かったと思われます。
関東鉄道バスのカラーリングは古くから全く同じでグレー地をベースにサイドウインドウ周りを白に窓の下に濃紺緑色のストライプが入るデザインでしたが、2001年より低床車が導入され色調は変わらないものの、曲線を採用したデザインに代わっています。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。

このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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