バスミニチュアカーコレクション No.930 ウッド ダイカスケール No.113 日野 RE横浜市交通局バス

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横浜市交通局は1921年に横浜電気鉄道を買収し、路面電車の運行を開始、1928年に路線バスの運行を開始しました。当時は14人乗りのフォードA型バスで、女性の車掌さんが乗務していたと記録にあります。
ボデーカラーは創業当時の横浜市電のカラーリングに準じ、現在の基本的なデザインは小変更はあったものの1964年度導入車当時から全く大きな変化はないようで90年以上続いているロングライフデザインです。
フロントのラインは横浜の頭文字Yをイメージしているそうです。中心に市章の「ハマ菱」を4つの「電光(電紋)」で囲んだ電気局発足時のマークが使われています。
視認性の高い明るいクリーム色と青色は港町横浜のイメージという事で採用されたという説もありますが定かではありませんが、90年以上も市民に愛されているオシャレな都市横浜の良いイメージのデザインだと思います。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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