バスミニチュアカーコレクション No.918 ウッド ダイカスケール No.156 日野 RE 群馬サファリワールド

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、路線バスや観光バスではなく全国の4か所のサファリパークのサファリバスをモデル化した内の1台で、群馬サファリワールドのシマウマ柄の園内遊覧バスをモデル化しています。当時実車が日野REの観光バスタイプだったかどうかはわかりませんが、すべて塗装で再現するなど味のあるモデルです。
群馬サファリワールドで販売されていましたが、全国の一部の百貨店、玩具店でも販売されていたので、私は現地の出向くことなく地元の近鉄百貨店で入手しました。
群馬サファリワールドは1979年に日本で5番目に開園したサファリパークで、アフリカゾウの繁殖に成功したり、ホワイトタイガーがいる事でも有名です。経営はユニマットグループだそうです。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはニシキ ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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