バスミニチュアカーコレクション No.914 ニシキ ダイカスケール No.131 日野RE ワンマンバス 近畿日本鉄道バス

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、車種は日野REの前中扉車の1種だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白かったのですが、このモデルは、サイドはタンポ印刷、前後は塗装に変更されています。
No.810で紹介したウッド時代の近畿日本鉄道バスは旧塗装でしたが、このモデルはニシキに移管されてからのモデルでその次の近畿日本鉄道時代の旧塗装車をモデル化したものです。
近鉄バスは、日野ユーザーだったので大きな違和感はありませんが、残念ながら当時の近鉄バスは後乗り前降りだったので、中扉ではなく後扉車だった所が違います。
旧塗装の昭和レトロな緩やかな曲線デザインから直線的なデザインに変更され、近畿日本鉄道から分離独立する前のバス部門としての最後の塗装です。
ニシキに移管してからシャーシがプラスチック製に変更されていますが、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
今後少しずつコレクションのウッド/ニシキのダイカスケールを紹介していきたいと思います。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはニシキ ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはニシキ、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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