バスミニチュアカーコレクション No.649  TOMICA 日野レインボースケルトンバス 大阪市交通局

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日野自動車は、大型貸切バスで確立したスケルトン構造を路線バスにも取り入れて、中型車のモデルチェンジも行いました。従来とは違ったスクエアでスマートなボディラインは他社のモノコック構造のバスとはデザインも差別化され、エアサスペンションの採用やハイデッカータイプの設定など、中型車貸切観光バスでのバリエーションの拡大を図り、中型観光タイプと言えば自家用というイメージを払拭し、豪華貸切バスの市場をも広げていきました。
このモデルは、1981年に貸切観光タイプの中型バスとして生産していたスケルトン構造の日野レインボーのP-RR系をモデル化したもので、1983年11月に発売された80台のトミカをセットにしたスーパーギフトに組み込まれていました。大阪市交通局のバスをモデル化したもので、他にも全国の事業者の特注モデルが多数存在します。
大阪市交通局は2018年3月末に公営交通としての営業運転は終了し、翌4月1日より大阪シティバスに移管されました。このボディグラフィックスは1970年代に使用されていました、路線バスと同じデザインですが、観光バス仕様はこのモデルのような緑色ではなく、もう少し深みのある緑色でした。おそらく、大阪市交通局にはこの日野レインボースケルトンバスの観光バスは実際には存在しなかったと思われます。
このモデルのおよその大きさはL:78 W:22 H:30 S=1/116、裏板にはTOMICA HINO RAINBOW SKELETON BUS No. 41 S=1/116 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはTOMY(日本)、ブランド名はTOMICA スケールはS=1/116 

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