バスミニチュアカーコレクション No.363 ハセガワ いすゞBXD30 近江鉄道ボンネットバス

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プラスチックモデルのハセガワが「懐かし倶楽部」として、製作したいすゞBXD30ボンネットバスです。
このモデルになったバスは1966年に製造され、滋賀県の江若交通の路線バスとして納入され活躍しました。
ボンネットバスは小回りが利くため、狭小路線の葛川、途中、和禰方面と当時の滋賀郡堅田町の巡回路線で運行されていました。その後道路整備が進み、より乗車定員が多く取れるキャブオーバー型の路線バスにその座を譲り、1981年に引退しました。
その後堅田町にあった名鉄アリーナホテルに引き取られ送迎バスとして第二の人生を送り、1988年に長浜商業開発協同組合の商業施設「長浜楽市」の長浜駅と周辺観光地の循環バスとして1988年から「長浜らく観光バス」として活躍しましたが、「長浜楽市」の商業施設としての魅力も陳腐化し、循環バスも運行されなくなりましたが、幸いな事に車両は長浜市の所有でしたが、運行が近江鉄道に委託されていたため、近江鉄道に車両が譲渡され1997年から「彦根ご城下巡回バス」として活躍、ゆるキャラのひこにゃんと共に全国に知名度を上げました。
しかし、車歴の長さからメンテナンスや運転士の確保など予算が割けないとなり、2017年に近江鉄道から引退しましたが、2018年2月に日野駅から滋賀農業公園ブルーメの丘へのシャトルバスとして第5の使命を授かりました。(現在は運行されていないようです)
全体的にはモデファイされていますが、いすゞBXD30ボンネットバスの雰囲気はうまく醸し出しています。
このモデルのおよその大きさはL:80 W:28 H:35、全長から推定1/105程度と考えられます。裏板にはHasegawaのロゴとプルバック機能が付いているため進行方向の矢印が刻印されています。

モデルメーカーはハセガワ、ブランド名は懐かし倶楽部、スケールは推定S=1/105

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