【バスミニチュアカーコレクション No.1619 ニシキ 京浜急行観光バス】

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、錦は販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
1927年に京浜急行の前身である京浜電気鉄道がバスの営業を始めたのが、現在の京急バスの始まりです。京浜電気鉄道、京浜急行電鉄と社名が変わっても鉄道会社の直営のバス事業部でしたが、他の大手鉄道会社と同様に1999年に分離独立し京浜急行バスとなり現在に至っています。
この京浜急行観光バスのモデルは京浜急行電鉄時代のバスがモデル化され、ニシキに移管した初期のモデルで、1986年に発売され、No.204の番号が与えられています。モノコックボディの前扉車の新しい金型が起こされていますが、車種を特定できません。この金型を用いてバリエーションが誕生しています。
ウッド時代は金属製のシャーシでしたが、ニシキに移管された頃から、プラスチック製に変更されています。
しかし、1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはニシキ、ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはニシキ、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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