FERRARI SF15-T 2015 #5 SEBASTIAN VETTEL

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フェラーリ・SF15-Tは、スクーデリア・フェラーリが2015年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーで、ドライバーは、レッドブルから移籍したセバスチャン・ベッテル選手と継続のキミ・ライコネン選手です。

このマシンは、前年型との最大の違いはパワーユニットにあり、空力を優先した構造を一新し、パワーと信頼性を重視した物となりました。内燃機関の点火システムにドイツのマーレ社が供給するジェットイグニッション(Turbulent Jet Ignition)を採用、副燃焼室(サブチャンバー)で点火した燃料を「種火」としてシリンダー内に放射し、シリンダー内の燃焼効率を高めることで、非常に薄い混合気をリーンバーンして、パワーと燃費を改善しました。

この年のレギュレーション変更により、マシンのデザインは「ショートノーズ派」と「ロングノーズ派」に二分されましたが、フェラーリの選択は「ロングノーズ」でした。前年同様に前後ともサスペンションはプルロッドが採用されています。

このシーズン、最終的には3勝を記録し、表彰台獲得数も大幅に増加。特に3勝目のシンガポールGPでは、フェラーリとしては2012年以来のポール・トゥ・ウィンを成し遂げました。
総じてみれば、ベッテルが常に表彰台圏内を争ったのに対し、ライコネンは予選の失敗を決勝で取り戻した場面もありましたが、ミスが目立ち精彩を欠いたシーズンとなりました。

結果、ベッテルは3位、ライコネンは4位。
チームは、メルセデスに大きく放されたものの2位を獲得しました。
(参照ウィキペディア)

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