WILLIAMS F1 TEAM FW08B SIX-WHEEL TEST CAR 1982

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ウィリアムズ・FW08Bはフロントタイヤ2輪・リアタイヤ4本を装着する6輪車のテストカーです。

ウィリアムズは1981年末にFW07Dを6輪車に仕立ててテストし、1982年には2作目となるFW08Bを開発し、リアにはフロントの15インチよりも小さな13インチのホイールが4つ装着されていました。

6輪F1マシンの先駆けであるティレル・P34はフロント4輪・リア2輪でした。
リア4輪車はウィリアムズより先にマーチ2-4-0(1976年)が発表されていましたが、テストのみで終わりました(フェラーリも後輪の2連装タイヤをテストした)。

リア4輪はタイヤを小径化することで空気抵抗を減らし、4輪駆動でトラクションを稼げるというメリットがあり、また加えて、サイドポンツーン内部のベンチュリ構造を延長して、より強力なグラウンド・エフェクト・カーにすることが可能でした。複雑な駆動系と重量超過という課題はありましたが、テストではまずまずの結果を残していました。

しかし1982年末に、FIAがグラウンド・エフェクト・カーの禁止とタイヤは4本までという新レギュレーションを発表したため、6輪車の可能性は潰え、FW08Bはウィリアムズのファクトリーにある博物館行きとなりました。
(参照ウィキペディア)

実戦投入されたティレル・P34もかっこいいですが、陽の目を見ずに去って行ったこのマシンも魅力的です!
でも、いつも思うのですが、6輪車のタイヤ交換は大変だったんでしょうね。。。

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    sennakazu

    2024/03/24

    6輪車FW08Bのリアタイヤ

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