RIAL ARC1 JAPANESE GP SUZUKA 1988 A.D.CESARIS

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リアル・ARC1は、リアル・レーシングチームが1988年のF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カーで、デザイナーは有名なグスタフ・ブルナーです。

リアル・レーシングは、ドイツ人企業家のギュンター・シュミットが創設しました。
ARC1はブルナーが前年担当したフェラーリ・F187にモノコック形状など似た部分を持っており、「青いフェラーリ」の異名を取っていました。私の好きなところは、低いサイドポンツーンとエンジン剥き出しのリア部分に惹かれます。

この年、リアルは、経験豊富であるが壊し屋の異名を持つイタリア人ドライバーのアンドレア・デ・チェザリス選手を起用し、1台体制でシーズンに臨みました。
ARC1は信頼性が低く、多くのクラッシュの原因となったため、デ・チェザリスは「デ・クラッシェリス "de Crasheris"」というありがたくない渾名を頂戴していましたね。シーズンを通して完走は5回のみでしたが、しかしながら市街地コースを得意とするデ・チェザリスは第6戦デトロイトで4位に入賞し3ポイントを獲得。この入賞によりコンストラクターズランキングは9位となりました。(参照ウィキペディア)
余談ですが、第15戦日本グランプリでは、スポットスポンサーとして「BOBSON」がチームを支援し、ブランドロゴをコクピットサイドとリアウイングに掲載して参戦しました。
しかし、80年代後半から90年代前半に掛けてのF1マシンは、オイルの匂いがぷんぷん、耳をつんざく金属音、タイヤの燃える臭いなど、これぞスポーツカーって感じでとても愛着があります。
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