Copenhagen (デンマーク)

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コペンハーゲンはデンマークの首都で、ヨーロッパ大陸とスカンジナビア半島の間、バルト海の入り口にあるシェラン島東部に位置します。

町としてのコペンハーゲンの起源は、12世紀にスラブ系海賊に対する城塞として建造されました。1186年に当地はデンマーク王よりロスキレ主教に与えられ、1254年には都市権を得ました。13世紀~14世紀にかけては水産業、特に鰊の交易拠点として栄えますが、一方でハンザ同盟からの攻撃を度々受けます。1397年にデンマーク王国、ノルウェー王国、スウェーデン王国の間でカルマル同盟が締結され、1416年頃にはデンマーク王国の首都となります。17世紀初頭にはクリスチャン四世の下、証券取引所の開設やデンマーク東インド会社が設立されるなどし、大きく飛躍します。

掲載の地図はMatthäus Merian作の「Neuwe Archontologia Cosmica」(1646年初刊)所収のものです。

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