Bolsward, Harlingen, Stavoren & Hindeloopen (オランダ)

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ボスヴァルト、ハルリンゲン、スタフォーレン、ヒンデローペンはいずれもオランダ西部フリースラントに位置する小さな港町です。

ボスヴァルトは紀元前に河川の氾濫を避けるため人工的な丘の上に築かれたことが起源で、1422年にはハンザ同盟に加わりました。当時は北海とMiddle Seaを結ぶ要衝として栄えましたが、Middle Seaが埋め立てられたことにより徐々にその繁栄は失われていきました。

ハルリンゲンは漁業と貿易の町で、1234年に都市権を取得しました。

スタフォーレンは1060年頃にフリースランド地方で最初に都市権が認められた町です。中世後期頃からの港口の土砂堆積に伴い港町としての魅力を失い、衰退しました。

ヒンデローベンは1368年にハンザ同盟に加わりました。ヒンデローベンの繁栄は17・18世紀に黄金期を迎え、北海、バルト海まで交易範囲を広げていました。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol.Ⅳ(1588年初刊)のラテン語版になります。

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