Arras (フランス)

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アラスはフランス北部の町で、6世紀に創建された修道院を中心にその穀物集積地として発展しました。その後、1180年にフランス王より商業特権が求められ銀行・交易で繁栄しました。その後14世紀になると毛織物産業が発展し、特にタペストリーの生産で有名となりました。また、これらの産業の繁栄を背景に、文化面でも大きな役割を果たしました。一方で政治面では周辺大国の領土争いにさらされ、度々戦場となりました。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol. III(1581年初刊)のラテン語版になります。

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