Roermond (オランダ)_2

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ルールモントは、オランダ最南東部ドイツとの国境近くに位置するマース川沿いの町です。

1180年~1543年ゲルンデルン公国に属していましたが、1213年に神聖ローマ皇帝オットー四世により破壊されます。その後1232年までに町は再建され、都市権を獲得します。1350年にスペインの統治下に入りますが、百年戦争中の1388年にフランスに占領され、1441年にはハンザ同盟に加盟することで繁栄します。その後、16世紀~18世紀末までハプスブルク家の下でオランダ領となりますが、1792年のフランス革命時の戦争でフランス領となります。その後第6次対仏大同盟の結果ロシアにより解放され、1814年にオランダ王国領となります。

掲載の地図はJacques Harrewijn作の「Les Délices des Pays Bas. Histoire Generale des Pais-Bas contenant la Description des XVII Provinces」所収のものです。

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