アイネクライネナハトムジーク

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伊坂幸太郎さんの小説

章によって次々と物語の中心人物が入れ替わっていくのが魅力的。全く知らない人が突然登場する訳ではなくて、それぞれの人物が、何かしらの関係(家族、先生、友人、友人の友人、会社の人、、)を持っているのもおもしろさの一つです。
世間の狭さも感じますが、そこから現実との近さも感じます。

何か悪いことがあっても、いいこともちゃんとあって、それの大きさは小さくても、「明日もなんとかいけそうだ」と思える作品。
人間って案外ポジティブかもしれないとも思いました。

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