愛なき世界

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三浦しをんさんの小説

「愛なき世界」ってどんな世界だろう?とタイトルに惹かれて読みました。愛なきっていうくらいだから、無機質な感じかな?でもそんな世界は三浦しをんさんの小説のイメージにないな、と内容が想像できず、読む前はソワソワしてました。

読んでみると、「愛なき」どころか愛に溢れた世界。
研究に没頭する研究生たちの植物への愛情は、こわいと思ってしまうけれど、凄まじい熱量で向き合える何かがあることに羨ましさも感じました。

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