CAROL GRIMES AND DELIVERY / FOOLS MEETING

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CAS 1023
1969, UK B&C RECORDS Org.

TWICE AS MUCHのD.スキナーがキャロル・グライムス達と結成したUNCLE DOGを先にUPしたが、そのキャロル嬢が以前組んでいたバンドがDELIVERY

キャロル嬢は、何人かいる「英国のジャニス」のうちの1人だが、残りのメンバーはカンタベリー系ジャズロックの最重要バンドハットフィールド・アンド・ザ・ノースへと発展してゆく(スティーブ・ミラー、フィル・ミラーのミラー兄弟、ピップ・パイル、ロル・コックスヒルにロイ・バリントンの布陣。後にロイとキャロル嬢が脱退し、デリバリーは解散。そこにリチャード・シンクレアが加入し再結成〜ハットフィールドへと発展)

文で書くと何が何だかなのだけど、個人的に昔からファミリー・ツリーが大好き。

離散集合を繰り返したり、音楽的志向も180度違ったバンドへの加入脱退を繰り返したりと…ファミリーツリーを眺めているだけでいろんな物語が見えて来る。

これは
英国ロック
米国ジャズ
新日を軸としたプロレス団体
に顕著で、ファミリーツリーを片手にその音を追っかけたり試合を見るのが大好きなんです(笑)

で、肝心のデリバリーは
キャロル嬢のR&B志向とバックのジャズロック志向のせめぎ合い(バックが基本キャロル嬢に寄せている)そんなチグハグさが愛おしい1枚だったりするアルバムで、時々聴きたくなる1枚です。

#carolgrimes #PhilMiller #SteveMiller #RoyBabbington #pippyle #lolcoxhill #Canterburyrock #bluesrock #progressiverock #carolgrimesanddelivery

ジャニスに寄せすぎの感はあるがカッコいいの一言!バックの演奏も単なるR&Bバンドでは全く出せない不思議な味がヤバい
https://youtu.be/qGlgULlQ57U

https://muuseo.com/naokeith/items/932


UNCLE DOG / OLD HAT
SG 4253 1972, UK SIGNPOST Org. イミディエイトで脱力ソフトロックを演っていたTWICE AS MUCHのD.スキナーが結成したUKスワンプバンド。 メンバーがなかなかに渋くかなりヤバい。 ボーカルを分け合うキャロル・グライムスは、元デリバリー。このデリバリーのキャロル以外のメンバーが後のハットフィールド&ザ・ノウスに発展。 B.のジョン・ポーターはロキシーやB.フェリーとの活動。というより、後のスミスのプロデューサー。80'sのUKインディを支えた人物だったりする。 G.のサム・ミッチェルはスライドギターの名手で、のちにTAB譜付きの教則本的スライドギターのアルバムとかも出している本当に上手いお方。 で、ゲストがフリーからポールコゾフとラビットが、他にもホーンセクションはアヴェレージ・ホワイト・バンド。 そしてD.スキナーはこのUNCLE DOG解散後は、あのアーニー・グレアムと組んでクランシーを結成する。 ビートルズやストーンズの様な太い幹ばっかり追っかけるのではなく、やっぱり枝葉のようなマイナーなユニットの片割れが、英国ロックの至る所で重要な人達とすれ違いながら紡いで来た音を追っかけるのもまた楽しかったりする。 英SIGNPOST原盤。SIGNPOSTはISLAND傘下のレーベル。バンド名、タイトルがデカデカと表記されている米国盤は良くみかけるけど、英国盤は割と真剣に探さないと出てこない1枚。 #犬ジャケ #uncledog #ukswamp #CarolGrimes #DavidSkinner #johnporter #sammitchell #paulkossoff #rabbit #averagewhiteband コゾフの演歌の様な臭いギターソロ…ここまで記名性の高いギターで客演は立派 https://youtu.be/7-imVh6UMEw https://muuseo.com/naokeith/items/936 https://muuseo.com/naokeith/items/931
https://muuseo.com/naokeith/items/932

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