- naokeith Museum
- 16F vinyl collection_UK_P
- THE PRETTY THINGS / BARE AS BONE, BRIGHT AS BLOOD
THE PRETTY THINGS / BARE AS BONE, BRIGHT AS BLOOD
SMALP1134
2020, Madfish German press
フィル・メイの訃報を今年の5月に聞き、打ちひしがれていた所届けられたプリティーズの新譜でラストアルバム(涙)
死の直前にレコーディングされていたこのアルバムは前編アコースティックなブルーズアルバム。
本当に本当に最高な内容で涙無しに聴けない1枚。2018年にライヴからの引退を発表したけど、アコギとハープだけで小さなハコでマイペースに思いついた時にギグをする2人の姿が見えて来る様な生々しい音に圧倒されている。
ストーンズの最初期のメンバーだったディック・テイラーはプリティーズでストーンズの何倍も凶暴で剥き出しのR&Bを聴かせてくれた。
そしてラストアルバムは、長年の相棒2人だけ、バックは極少なく彩りを加える程度に収めたアコースティックな全編ブルーズアルバムで幕を閉じた。
やっぱりこのアルバムを聴いて思い浮かぶのはストーンズの事。そして恐らく僕だけじゃないと思うが、バックミュージシャンの手厚いサポートの中、80に手が届くミックがスタジアム狭しと走り回る「ロックショー」なんて誰も観たく無い。
オリジナルメンバーだけでアコースティック楽器を抱え、ブルーズを奏でるストーンズが見たい。
プリティーズはストーンズに比べたら恐らく1億分の1も届かない富しか得られなかったと思うけど、ストーンズの1億倍幸せだったと確信している。今、このアルバムを聴きながら僕は涙をこぼしている。
Phil May
Dick Taylor
そして
Pretty Things
本当にありがとう。
最高なR&R/R&Bは消えないよ。
#theprettythings #prettythings #Philmay #Dicktaylor #britishrandb #blues #rip
https://youtu.be/ScQpByEEt2U
単なる古いブルーズのカバーではなく、Gillian Welchのカバーという所がプリティーズの矜恃を見るようで本当に素晴らしい。