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YARDBIRDS / HEART FULL OF SOUL / STEELED BLUES
DB 7594
June.1965, UK COLUMBIA Org.
Jeff Beck加入後、新生YARDBIRDS 最初の7"はFOR YOUR LOVE / GOT TO HURRYと全く同じフォーマット(G.Gouldmanのキャッチーな楽曲とBLUESインスト)
EC時代と比べて極めて分かりやすい展開。そして圧倒的にこちらの7"の出来の良さが際立つ(個人の感想)
邦題「ハートせつなく」はよりポップに。
ブルーズインストは、RelfのハープとBeckのG.の絡みが中心となり、より、「YARDBIRDS度」の高い楽曲というところも◎
BeckのG.は既に音色を重視していたり、単なるソロ、バッキング楽器ではなく、曲を彩る装飾音を生み出す新たな価値を示していたり、主題の裏でオブリガード。とは全く異なる、主役に絡んでいるような、会話するようなギター(JBGで顕著)の萌芽がこの7"で既に見られるのがおもしろい。
とにもかくにもチャートでも前作を抜き、看板メンバーの脱退をものともしない、メンバー全員が次のフェーズに向かって突き進んでいる様が本当に素晴らしいシングルだと思う。
YARDBIRDS はこのハートせつなくからシングル単位でとてつもなく進化を続け、幻の10年で頂点を極めるまでの間がスリリングで、個人的にはその進化はビートルズもストーンズも足元にすら及ばないくらいのスピードだと思っている。そして、全速力駆け抜け、その全てが幻の10年に集約されて行く様が本当にカッコいい。奇跡のようなバンドだと思っている。(ペイジ期は全くの蛇足)
#theyardbirds #yardbirds #keithrelf #jeffbeck #paulsamwellsmith #chrisdreja #jimmccarty #britishbeat #psychedelicrock #grahamgouldman
https://youtu.be/5kKJ2BRGA5s
Naokeith
2020/07/29https://youtu.be/UkdR-_D1Oik
こんなカッコいいブルーズやられたら、辞めたECはどう思ったのだろうか…
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