HUMBLE PIE / ROCK ON (紙ジャケCD)

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Mar.1971 (2007) / UICY-93220 / 2007年24bitリマスター紙ジャケCD

PIEが全米を制覇するための路線確立の記念すべき第一歩。
フランプトンのアコスティックでフォーキーな手触りの曲を廃し、徹底的にR&Bベースのヘビーなロックに焦点を絞った(ROCK ONした)作品。

PIEの最高傑作で名高いライヴ盤でもあるPERFORMANCEはROCK ON発売に伴うツアーの一環だと言う事を考えても、これら楽曲を携えて全米進出を図って行ったPIEの新たな第一歩の記録としても重要なアルバム。

重いブルーズ/R&B主体の楽曲は、ハードロックのリフ〜シャウト〜ギターソロで構成される単なる「様式美」とは一線を画す、フリーキーでニュアンスに飛んだ演奏はやはりカッコいいと認めざるを得ない。

また、後のロッキンソウルレビューを彩るブラックベリーズの雛形となる"SOUL SISTERS"と銘打ったバックコーラス隊がこれまた素晴らしい👍
P.P.アーノルド 
ドリス・トロイ
クローディア・リニアー
…ブラックベリーズの数億倍豪華な超絶コーラス隊もききもの!

で、後のPIEのライヴレパートリーの柱になる曲も多数収録されている非常に重要なアルバムにも関わらず、このみっともないカッコ悪すぎるジャケがどうしても所有欲を満たしてくれない…
という事で、未だアナログ購入には至らず。

フランプトン最後のスタジオ盤という点も聴き逃せない。とにかくフランプトン作の楽曲の方がマリオットの曲より全然良いのが惜しい所😢

https://youtu.be/qKLPj6YBFM4?si=Qwr6E-UZNsK3qY4G

https://youtu.be/bdV7K_3NpE8?si=FXE7XDHMgbMfjU9X
フランプトンがソロになっても代表曲のSHINE ON
別にボーカルもギターもそんなに好きじゃないけど、ソングライティングはマリオットより全然上なのは認めざるを得ない…

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