コレクターとベンゼマ

初版 2022/12/25 17:37

改訂 2022/12/25 22:34

メリークリスマス!memorabiriazです。

我が家にもクリスマスプレゼントが届きました。

カリム・ベンゼマのバロンドール受賞記念オートです。

昨季はクラブタイトル三冠に加えCLとラ・リーガで得点王と、
非の打ち所がない成績を収めました。

2000年代、全盛期にあったオリンピック・リヨンのおかげで、
メッシやロナウドと同じく10代後半から彼のプレイを観る幸運に恵まれました。

若手の頃はウインガーの印象が強かったのですが、
近年はゲームメイクにスペースメイクと円熟味を増していました。

確かに、専門誌でも「将来のバロンドール候補」に名前は挙がっていましたが、
殿堂に名を刻む選手に昇り詰めるとは思っていませんでした。

ジュニーニョ・ベルナンプカーノのパートナー。
ゴンサロ・イグアインのライバル。
クリスティアーノ・ロナウドのサポート役。

名バイプレイヤー路線を突き進むのかと思いましたが見事に大器晩成。
ルカ・モドリッチ同様にサッカー界の頂点に辿り着きました。

自分の眼力のなさと、レアル・マドリードというクラブの凄みを感じる今日この頃です。

FIFAワールドカップ2022でお気に入りのフランスを優勝国から外した最大の理由、
それは「ベンゼマの欠場」。

ポグバ、カンテの欠場に加え、サッカー界の「今年の顔」の欠場は実に残念でした。
彼がいれば前線のバリエーションが増え、エンバペの負担が減る。
いやぁ、なんともな素人考えでしたね(笑)。

ただ、彼が代表で輝く姿を見てみたかったというのも本音です。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

memorabiriaz

2003年からフットボール・レジェンドのオートグラフ収集を開始。「直線」「曲線」「点」が織りなすデザインの美しさと、同一人物でもふたつと同じ筆致を生み出せない単一性に強い関心を持つ。バロンドール受賞者やワールドカップ出場選手を中心に「オートグラフ・タイポロジー」に取り組んでいる。

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