コレクターと1974年大会

初版 2018/06/14 08:40

おはようございます。


先日に引き続き、NHK BSで放送中のワールドカップ名勝負のお話です。


サッカー史における1974年決勝の位置づけは語る必要はありませんので、両国のキーマンとの思い出をご紹介します。


まずは「皇帝」ベッケンバウアー。


FIFAの総会後、ゼップ・プラッター前会長にご紹介頂きました。ご挨拶程度だったので残念ながらこの試合のお話を伺う時間はなかったのですが、スリーショットで撮った写真とオートグラフの数々は家宝にしています。


今回約10年ぶりにこの試合を観たのですが、ポジションが異なるせいか運動量自体は1970年大会の方が豊富にみえました。一方で、要所要所を締めるあたりは流石。アウトサイドの直接FKは3回リプレイしました。


もう一人はヨハン・ニースケンス。



彼とは何度かお話する機会に恵まれましたが、この大会について彼が強調していたのはルート・クロルのクオリティでした。残念ながら当時クロルの知識を持ち合わせていなかったので、その後録画を漁った記憶があります。


私は浦和レッズのサポーターなので、浦和コーチ時代のピム・ヤンセンについてお話をさせてもらいました。ニースケンスとの思い出はまた1978年大会のコラムで。


彼らのオートグラフはアイテムの間に多数常設しています。宜しければお立ち寄りください。


最後はクライフのオートグラフをご紹介してお別れです。


本日もおつきあい頂きありがとうございました。


memorabiriaz


2003年からフットボール・レジェンドのオートグラフ収集を開始。「直線」「曲線」「点」が織りなすデザインの美しさと、同一人物でもふたつと同じ筆致を生み出せない単一性に強い関心を持つ。バロンドール受賞者やワールドカップ出場選手を中心に「オートグラフ・タイポロジー」に取り組んでいる。

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