コレクターと有難味

初版 2018/06/13 19:46

改訂 2018/06/14 10:13

おつかれさまです。


先日、ツイッターでシンプル過ぎるオートグラフが話題になっていました。


代表格はトーマス・ミュラー。



ミュラーゆえにエム。


お、おぅ・・・。


分かりやすい。潔い。


でも、何かが足りない。


私たちが名選手のオートグラフを所持したくなる理由には、その選手にしか書けないフォルムを愛でたいという気持ちがあるはずです。


「個性的なオートグラフから伝わる有難味」を潜在的に欲してるんでしょう。


「オレにも書ける!」と思った瞬間、収集欲が低下するのかもしれません。


ちなみに「ミュラー サイン」で検索すると、「フォーミュラニッポン」のモデルのサインがヒットしますが、彼女達のオートグラフの方がキャッチです。


ミュラーの名誉のために、もう少し凝ったオートグラフもご紹介。



「Muller」と書いただけ、とか言わないの。


本日もおつきあい頂きありがとうございました。


memorabiriaz


2003年からフットボール・レジェンドのオートグラフ収集を開始。「直線」「曲線」「点」が織りなすデザインの美しさと、同一人物でもふたつと同じ筆致を生み出せない単一性に強い関心を持つ。バロンドール受賞者やワールドカップ出場選手を中心に「オートグラフ・タイポロジー」に取り組んでいる。

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