コレクターと1970年大会
初版 2018/06/12 22:19
おつかれさまです。
ここ数日、NHKBSで過去のワールドカップの名勝負を観ています。
第1回は1970年大会の準決勝、西ドイツ×イタリア。「アステカの死闘」と呼ばれる一戦でした。
この試合をゲルト・ミュラーの「らしいゴール」や肩を吊りプレーするベッケンバウアー、フォクツの粘り強い守備でご記憶の方も多いかと思います。
今回取り上げたいのはウーベ・ゼーラー。身長の割にヘディングが強い、というのはよく語られる長所ですが、技術以上に彼の精神力の強さに驚かされました。
既に34歳ながら、前線で120分体を張る。時には最終ラインまで戻って守備に参加。その後のゲルマン魂という言葉は彼から生まれたのではないかと感じる程でした。
ぜひ機会があれば、ドイツ代表名誉キャプテンの勇姿をご覧ください。
本日もおつきあい頂き、ありがとうございました。
memorabiriaz
memorabiriaz
2003年からフットボール・レジェンドのオートグラフ収集を開始。「直線」「曲線」「点」が織りなすデザインの美しさと、同一人物でもふたつと同じ筆致を生み出せない単一性に強い関心を持つ。バロンドール受賞者やワールドカップ出場選手を中心に「オートグラフ・タイポロジー」に取り組んでいる。
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