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(5)縦長の本-3:でっか字まっぷ 名古屋
[でっか字まっぷ 名古屋] 出版社:昭文社 発行日:2008年 1版16刷発行 大きさ:縦17.5cm 横10.5cm 愛知県の名古屋市の地図です。 片手で持って開くことができ、紙は柔らかく緻密。外で歩きながら確かめるのに使いやすいものになっていると思います。 散歩のときには必ず持ちます。便利ですし歩くのが楽しくなりますね。
2022/08/01maruyama
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(5)縦長の本-2:飛騨高山 国指定重要有形民俗文化財 獅子頭
[飛騨高山 国指定重要有形民俗文化財 獅子頭] 企画・撮影:寺島郁雄 監 修:獅子会館 編 集:奥村英夫 制 作:ニューカラー写真印刷株式会社 発行日:平成7年10月10日 大きさ:縦18.6cm 横11.6cm これまた古本屋での買い物です。この本で獅子会館を知ったのですが、一度訪れたいですね。 獅子会館は館長である田端計朶さんのコレクションを展示公開しているところ、この本はその写真集で、たくさんの獅子頭の写真が収まっています。 制作した年代や人の名前はわかりませんが、その形や技術はさまざま、いかにも完成品というものから、行事のためにこしらえたようなものまで。眺めているとその地のいとなみが浮かんでくるようです。
2022/08/01maruyama
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(5)縦長の本-1:豆腐の話
同じく、縦長の本を展示します。 手に収まりやすく、ページの接着幅が大きくてばらつきにくい、ということから、家の外で立ちながら使う地図やガイドブックなどに向いた形かと思います。 思えば新書も縦長ですが、こういうことが意識されているのかな? どうなのでしょう。 ◇ [豆腐の話] 著 者:篠田統 秋山十三子 出版社:駸々堂出版 発行日:昭和51年6月5日 初版1刷 大きさ:縦17.2cm 横11.1cm 主に 篠田統さんは、とうふの歴史や逸話といった、遠い範囲でのとうふのこと。 秋山十三子さんは、とうふの思い出や料理のことなど、近い範囲でのとうふのこと。 を、書いていらっしゃいます。 私などはつるんと食べてしまうだけなのに、丁寧に気を留めていればこれほどに思うところがあるのですね。 秋山十三子さんの文章が、小気味よくて好きです。
2022/08/01maruyama
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(4)横長の本-2:Mein Pinguin träumt
[Mein Pinguin träumt] 絵 :Christian Kämpf 文:Eva Rechlin 出版社:STALLING 発行日:不明 大きさ:縦18.9cm 横24.4cm 1980年代後半に、絵が面白いと、文字を読めもしないのに買った絵本です。 おそらくドイツの言葉で、本を読んだペンギンがいろんな場所を訪ねる夢を見ている、ということをお話ししてくれているものと思います。 お菓子のような色がまさしく夢のよう。ぼんやりした空想が、繊細な線によって実に具体的な形になっています。
2022/08/01maruyama
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(4)横長の本-1:桃山の屏風絵
同じく、横長の本を展示します。 臨場感を表しやすく、腰を落ち着けてじっくり眺めるのに向いているかと。 A判B判を横長にした本なら、縦横比1対√2、開けば1対2√2(≒2.82)なので、映画のスコープサイズ以上の広さになりますね。 ◇ [桃山の屏風絵] 編 集:朝日新聞名古屋本社企画部 出版社:朝日新聞社 発行日:不明 (会期:1979年6月15日-同27日) 大きさ:縦24.9cm 横30.2cm ※画像は、表紙の一部です。本が大きすぎて、スキャナの取り込み面に収まりませんでした。 「日本美術の精華 桃山の屏風絵展」という展示会の図録です。これも古本で買いました。展示は目にしていません。 考えてみれば、屏風絵は、画面の臨場感を意識した絵画作品、ということができそうです。 美しい庭、地上を見下ろした景色、大きく描かれた龍。当時の支配者は、屏風で理想の美や空想、神様の視点などを感じていたのか、などと想像します。 本としては、横長にしての臨場感があるとはいえ、ここまで縮小されるとお殿様の感動を追うのは難しい。やはり本物を見なければ。まあこれは、当たり前ですね。
2022/08/01maruyama
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(3)正方形の本-3:黄金比
[黄金比] 著 者:スコット・オルセン 訳:藤田優里子 出版社:創元社 発行日:2015年2月10日 第16刷発行 大きさ:縦17.3cm 横14.8cm 黄金比とは、線分において、「長い方に対する全体の比が、短い方に対する長い方の比と等しくなる」(6ページから引用)のこと。 自然や絵画作品の中での例が載っていますが、黄金比を万能物として当てはめて考えるのは危険じゃないか、と少し思います。 黄金比をその性質から美しいと捉えることは理解できますが、これを使うことで絵画作品が美しくなるわけではない。と、このようなことを含めた、様々な気付きがある面白い本です。
2022/08/01maruyama
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(3)正方形の本-2:PLAY PUZZLE パズルの百科
[PLAY PUZZLE パズルの百科] 著 者:高木茂男 出版社:平凡社 発行日:一九八一年十二月四日 初版第一刷 大きさ:縦21.2cm 横19.0cm パズルは、形の優雅さ、無駄の無さ、という在り様も楽しさの一つ。これを意識しての本の形ではないでしょうか。 何百年もの昔の遊び道具から当時最新のルービック・キューブまで。道具を使ったものから硬貨やマッチを使ったもの、紙と鉛筆でできる計算問題まで。パズルを幅広く紹介しています。 全体の形がわかる写真、考案した年代、場所、人がわかるのがとてもありがたい。それらを知ることで、パズルというものが遊び道具だけではなくなってきます。
2022/08/01maruyama
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(3)正方形の本-1:マザー・グース2
私の所有する、正方形に近い形の本を展示します。 正方形という形はまとまりがあり、可愛らしさ、無駄の無さ、ぎゅっと詰まった様、といった印象を受けるものと思います。 ◇ [マザー・グース2] 訳 者:寺山修司 イラストレーション:アーサー・ラッカム 装幀:宇野亜喜良 出版社:新書館 発行日:1978年2月10日 初版発行 大きさ:縦17.0cm 横15.4cm 小説などの単行本に比べてやや小さく、小さな人の手に合いそうな大きさです。おとなはごえんりょください、と言われている気が少しする。 アーサー・ラッカムの挿絵は、形の捉え方や色が現実的で、空想になりすぎない感じがあります。 マザー・グースの描画においては、少々不気味な印象を受けたりもするのですが、私はそういうところに惹かれています。
2022/08/01maruyama
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(2)横長の写真
正方形の本をあまり見ないと書きましたが、もちろんないわけではありません。私も何冊か持っています。 例えば、この「グラナダのアルハンブラ」。完全な正方形ではありませんが、かなり近い形です。 写 真:ルイス・カサルス・コル 本文:フェリックス・バイヨン 出版社:Triangle Postals 発行日:不明 2000年? 大きさ:縦16.1cm 横15.7cm スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿の写真集。開けば、宮殿の外側や内側、町の様子を、あちらこちら何十ヶ所と拝見できる。 スペインかあ。行ったことはないけれど、どんなところなんだろう。(この本は古本屋で買いました。) それにしても、この本を作った人はなぜ正方形にしたのでしょうね。 スペインでは紙の裁断の仕方が違うのか。A版で作ればもっと安くなったんじゃ? などと少し意地悪く思いつつ、写真を眺めながら次のようなことを思いました。 ◇ 当たり前ですが、本を開くと、開いた方向が二倍に伸びた面ができます。多くの本は横側に開き、横方向に二倍の面になる。 正方形の本は、縦横比1対2の面になり、A版やB版の本は、縦横比1対√2の面になる。 「グラナダのアルハンブラ」には、ページの見開きを目一杯に使った縦横比1対2の写真も載っていますし、ページに余白を設けて、正方形の写真も縦横比1対√2の写真も載っている。 これらの写真を観ていると、縦横比1対2の写真は、なんとなく他と比べて広い範囲でものが見えている感じがあります。 映画のスクリーンで、横長のスコープサイズというものがありますが、このサイズの映画を観ているのと同じ感覚で、よりアルハンブラ宮殿の中にいるような気持ちになっている。 どうしてといわれると私にはわからないのですが、またもや想像しますと、まずヒトの目玉が横に二つ並んでいて、目の前のものを普段から横長で捉えているから、ではなかろうか。 ネットに訊ねたところでは、テレビの話題ですが、 [コカネット:テレビはどうして横長になったの? ]https://www.kodomonokagaku.com/read/hatena/5041/ ずばり 「横長画面のほうが迫力のある映像が楽しめるから」 「横と縦の比が5:3か6:3の画面がもっとも迫力を感じることがわかりました。」 と明言されていました。しかし理由まではわかりません。んんん。 ◇ 正確な理由はわかりませんが、私の感覚では、横長の写真を観ているほうが、より実際そこに居るような気持ちになる。 「グラナダのアルハンブラ」を作った人は、読者がそうなることを見越して正方形にしたのでしょうか。それもわかりません。 これまた、前述の本の型や裁断のことと同様、ゆっくり知っていくしかなさそうです。 調べれば調べるだけ、おかしな疑問が増えていく気がします。 ◇ 思えば、本屋では、文庫本は棚に整然と並んでいますが、写真集や絵本売り場では、大きさがまちまちの本が棚から顔を出したり引っ込んだりしていることが多い。 それは、写真集や絵本は、製本での効率よりも読む人に紙面がどう見えるかが大事だからだ、と、あらためて思いました。 もし、写真集や絵本を文庫本の大きさに合わせて縮小するようなことをしたら、読む人の感じ方が変わり、極端に書くなら違う本になってしまうでしょうね。 それはそれで、どういう本になるのかとも思いますけれども。
2022/08/01maruyama
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(1)本の形
ふと思ったのですが、本屋や図書館で、正方形の本はあまり見ませんね。なぜなんでしょうか。 例えばよく目にする、少年ジャンプなどのマンガ雑誌は長方形。B5という型です。 AとBが付いている判型は、本を開いたときにも縦横同じ比率の大きさになる、というのは経験でわかっていますが、どうしてその型の本が多いのですか、といわれるとわからない。 私は本や紙に興味を持っているだけで、製紙についての知識は持っておりません。 ネットに助けを求めたところ、 [QuizKnock:紙のサイズは、なぜA判・B判と2つあるのか?]https://web.quizknock.com/aban-bban ・昭和の初め頃に、紙のサイズの統一規格を決めるにあたり、ドイツの規格を採用した。 ・日本ではそれまで、雑誌は菊判が主流でA5に近かった、書籍は四六判が主流でこれをもとにB判を定めた。 ということがあるらしい。 しかし食い下がるようですが、ドイツでは、なぜ縦横の長さを1対√2という比率にしたのですか。 ここからは私の想像ですが……、 最初に縦横比1対√2の紙を作っておけば、一度裁断するだけで同じ比率の四角形が二つでき、これを繰り返すことで形が同じいろんな大きさの紙ができます。 様々な大きさの本を作ろうとしたときに、 ・裁断する作業が少なくて済み、 ・紙に無駄ができない こういうことは、理由にありそうですね。 三角形や五角形の本があってもいいのですが、製本に手間や費用がかかる。 製品として考えれば、その形に特別な意味がない限りは、効率のいい出来上がった作り方で完成させる方を選ぶというのが、まあ筋です。 正方形に裁断するなら紙の無駄はできないんじゃないか、とも考えたのですが、大きい正方形を小さい正方形にするには、一度の裁断では完成しません。 実際のことを知らずに書いていますが、このようなことが理由なのかな、と思っています。 ◇ 上のように考えたものの、実際に紙をどうやって裁断しているのか知りたくなり、動画を探し出しました。 4分19秒あたりから、二度裁断して小さい長方形の紙が出来る様子が見られます。 [How Paper Is Made]https://www.youtube.com/watch?v=OXQDsSctP1M すごい。こんなに次々大量にできていくのですね。別の裁断の方法もあることとは思いますが……。 これってもしかしたら、いまでは機械を使って自由な比率に裁断できたりするのかな? ひょっとして、こんなに本の大きさが揃ってるのって、日本とドイツだけなんじゃないの? いやまずい。かえって疑問が吹き出してきました。考えてきたことの土台がぐらついています。 しかしきりがないので、今回はここまで。 これはまず、いろんな国の本のことを調べていかないと……って、なにか疑問がおかしな方に飛んでいきました。えらいことです。
2022/08/01maruyama
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試験用 1000x1000
ご迷惑をおかけしております これからの展示に向け 配置した画像とテキストがどう見えるかの 試験をしております 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■
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試験用 500x500
ご迷惑をおかけしております これからの展示に向け 配置した画像とテキストがどう見えるかの 試験をしております 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■ 123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■123456789■
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ドット絵
最初の二枚は、1990年代初期、ワードプロセッサーの外字機能で描いたもの。48x48ドット。 ワープロは知り合いのものだったのですが、空いた時間に使うならば良いということで、触らせてもらっていました。 このような機械を見るのが初めてだったし、テレビゲームで見るドット絵が自分で描けることで、気持ちが盛り上がっていた気がします。 一枚目は、最初に作った外字。かえるです。ドット絵ってどんなものなのかと、たまたまそこにあった図鑑を参考に描いたんじゃなかったかな。 二枚目は、ベティ・ブープ。以前のモノ日記に書いたように、そのころベティ・ブープのアニメーション熱に浮かされていたところからの、火の粉ですね。 https://muuseo.com/maruyama_Mu/diaries/6 当時はこれでドット絵を描くのが面白くなり、二ミリ方眼ノートを買って、枡目を塗りつぶしていろいろ遊んでいました。絵を描いたり、5x5ドットフォント作ったり、白黒での色表現を考えたり。 三枚目はその中の一つ、16x16ドットの赤ちゃん。少ないドットでの“最小限の絵”を描くのが面白くて。 ドットで絵や文字が出来ることがただただ楽しく、思いついたことをとにかくやってみたかった。 これら三枚の絵は、そういうところからのものですね。 白黒のドット絵を少しだけ描いた経験では、 ・ドットが少なく色が白と黒しかない中では、直線を描くのは難しい。面として捉えるか曲線を描くほうが表現しやすい。 ・ドットが少なく正確に表現できなくても全体の形を近づければ、連想から伝わることがある。 というようなことを思いました。 色がなんでも使えるなら、また制作の考え方も変わってくるのでしょうけれども。でも私はそこまで深入りすることはなく、ドット絵の制作は白黒描画で止まっています。 ちなみに知り合いは、私の作った外字を使うことはありませんでした。まあそうだろうと思いました。 いまでいう絵文字のようなものを作っていれば、使いどころがあって喜ばれたかもですね。
1990年代初期maruyama
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仮面ライダー一号 ベルト
仮面ライダー一号のベルトを描きました。 「仮面ライダー」の印象的な場面として、ライダー二号が変身するときだったと思いますが、ベルトの風車のシャッターが“ジャガッ!”っと開くところがありました。 私は、仮面ライダーはストロンガーまでしか知らないのですが、その頃の仮面ライダーには、日常とのつながりがあるところでの魅力があったと思います。 ※2021/11/08(月) 追記 風車のシャッターが閉じているところを描いたので、追加します。 シャッターには、ライダー二号のベルトではオートバイを正面から見た図案が描かれていますが、ここは改造したショッカーの銘でなければと思い、怪人のベルトと同様のショッカー紋を描きました。 ネット上にあった画像をもとに面を分割しましたが、シャッターの構造がよくわからず、これで正確な描写になっているのか確実ではありません。
2021/10/13 2021/11/08maruyama
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内
コロナウイルスが猛威を振るう下で描き始めた絵です。日常が壊されている中で、自分や世界というものに思いが至りました。
2021/10/17maruyama