「棚板は何枚いるのか」問題
初版 2020/10/27 21:05
改訂 2020/10/27 22:24
前回のモノ日記に書いた「リアル「レトロ図版ミュージアム」計画」
https://muuseo.com/lab-4-retroimage.jp/diaries/28
で設けるマイクロライブラリ「レトロ図版博物館」の建物 ねこの隠れ処 店頭に、昨日「そのうち開館」告知のポスターが貼り出された。
本当は工事日程が決まってから出す考えだったらしいが、特注の可動棚式木製書架の製作絡みで何か手間取っているらしくて一向に見通しが立たないため、見切り発車したようだww
http://kuronecosiloneco.seesaa.net/article/478128493.html
それはさておき、その書架には棚板が何枚必要なのか? という話が出たとき、そういえば誰も図版研コレクションに何冊あるのか把握していないね、という間の抜けたやり取りになった。
なにしろ、ひと山いくらで格安で買い付けたはいいものの、出す場所がなくて未だに開梱していない箱とかもいくつもあったりする。
9月まるまるひと月かかって、段ボール箱に詰め込んで ねこの隠れ処 からレンタルボックスへ運んだ本の山。向かって左側は天井まで積んだヤツが前後ふた山。全部で100箱以上あるのではないかと。
ねこの隠れ処 の2階 ねこの寝床 の壁際に積んである山。8月まではこの部屋一面にこんな山々が連なっていて、猫も駆け回れないほどの狭さだった。左側の段ボール箱は本ではなくて、理科系の模型標本とか戦前あたりの子供用ままごとテーブルセットとか入っている。
山の反対側から見たところ。前後ふた山積んであって、ここだけでおそらく数百冊あるのではないかと思う。
帳場のある1階から2階への階段にもまだ山が残っている。ここにあるのは主に図鑑とかの大型本、重たいものが多いのでこれは1階に据え付ける書架に収める予定。
帳場も奥の方は、右も左もこんな風に山積み状態。
総数を把握していないのもさることながら、判型も厚さもばらばらだし、それにフツーの図書館みたいに日本十進分類法(NDC)によらないにしても、なんらかの分類はしないと使いづらくて仕方がないので、結局は書架がある程度出来上がったところで本を実際に整理しつつ挿してみて、そこで初めてどれくらいの枚数が要るのかわかるんじゃない? という結論に。
果たして持ち寄り資金だけで足りるのかどうか、工事が始まる前に早くも心配になってきた。
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図版研レトロ図版博物館
「科学と技術×デザイン×日本語」をメインテーマとして蒐集された明治・大正・昭和初期の図版資料や、「当時の日本におけるモノの名前」に関する文献資料などをシェアリングするための物好きな物好きによる物好きのための私設図書館。
東京・阿佐ヶ谷「ねこの隠れ処〈かくれが〉」 のCOVID-19パンデミックによる長期休業を期に開設を企画、その二階一面に山と平積みしてあった架蔵書を一旦全部貸し倉庫に預け、建物補強+書架設置工事に踏み切ったものの、いざ途中まで配架してみたら既に大幅キャパオーバーであることが判明、段ボール箱が積み上がる「日本一片付いていない図書館」として2021年4月見切り発車開館。
https://note.com/pict_inst_jp/
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