この一年を振り返って
初版 2023/11/25 12:30
改訂 2023/11/25 22:15
私が三葉虫集めを再開するきっかけになったのが、去年の11月25日購入のアウラコプレウラ・コニンキだった。
それから一年。
その間の成果を書いておくと、
1.アウラコプレウラ・コニンキ(2022/11/25)
2.キベレ・ベラトゥラ(11/29)
3.アサフス・コワレフスキイ(2023/1/19)
4.エクティレヌス・ギガンテウス(2/22)
5.ノビリアサフス・ノビリス(2/22)
6.イレヌス・クラッシカウダ(3/26)
7.ヴィソカニア・イベリカ(4/10)
8.レドリキア・シネンシス(7/10)
9.シュードバシリクス・ラウロウイ(11/16)
という具合で、一年間で9個入手したことになる。
復帰当初はふた月で一個のペースにしようと思っていたから、やや買いすぎ(?)の傾向はあるが、このうちにはたまたま入札しておいたらそのまま落札となってしまったという、いわば不本意な買い物もあるので、それらを除けばほぼ予定どおりに進んだといってもいいと思う。
国別でみると、チェコ1、ロシア4、フランス2、ポルトガル1、中国1となっている。
これらの大半はまだミューゼオには未登録だ。
というのも、過去に入手したものを先にアップしてから新着標本に取りかかろうと思っていたからだが、いまのペースでいくと、いつになったら新着分に追いつくのやら、見当がつかない。
まあいずれ、数ヶ月、数年先には追いつくでしょう。
復帰当初にいちばん力を入れていたフランス産は、意外に早く行き詰ってしまった。
手ごろな標本がなかなか見つからないのがその理由だが、もうひとつ、フランス産の限界とでもいうべきものがおぼろげながら見えてしまったというのもある。
つまるところ、フランスでは一般種がごろごろと出るわりには、そこから頭ひとつ出た稀少種がほとんどないのだ。
私の見るところ、セレノペルティスがその上限ではないかと思う。
セレノペルティスの先がないとしたら、探求の熱が冷めてしまうのも仕方ないだろう。
チェコの産地は閉鎖されたといわれて久しいが、いまでもぽつぽつ新規標本らしきものを見かける。
いまも二種ほど欲しいものリストに入れてあるが、この産地はシルル紀止まりで、デボン紀のものはまず手に入らず、入ったとしても断片だ。
ロシア産は高価なのでそういくつも買うわけにはいかないが、来年はプテリゴメトプスの仲間をひとつくらいは手に入れたい。
それと、女木スタスピ寺、ではないメギスタスピデラの子供個体が出ればいいなと思う。
大きいのは、値段をべつとしても、私のコレクションには不釣合いなので。
ポルトガル。
この産地に特有の、幽霊のような佇まいが最近懐かしく思い出される。
フンギオイデスの子供個体なんて、なんとも幻想的でいいではありませんか(もしあればですが)。
中国。
なんか、さっと出てさっと消えていく印象。
チェンジャンのものを諸事情により見送ってしまった今、さてどこに注目すればいいのか。
Trilobites
2023/11/25 - 編集済み私も2023年という尺度で見たら、あと1カ月残して10点ほどしか増えてませんね。Acanthopygeなど超高額標本もあるので、金額としては、それなりに投資してはおりますが、もうガツガツ収集できる体力はないですね。MUSSEO無登録コレクションが多いのは私も変わりないですし、一遍にしても興味が薄れそうですし、慌てる事でもないので気長に進めて頂けれれば、こちらも楽しめますし良いと思いますよ。
ktr
2023/11/25年に10点増えて、ミューゼオ掲載が12点余りでは、やっぱりなかなか追いつきませんよね。
全貌があらわになる日を心待ちにしているんですが……
私は鉱物もあるのでますます登録は滞りがちです。
見放されない程度には更新していきたいと思いますが、どうなりますか。
trilobite.person (orm)
2023/11/25 - 編集済み数えてみると私は再開以来、8標本でした。昔のように集める体力はなく小品ばかり集めていてますが、一応それなりに満足してますね。
また暫く後に本格的に集める時期が来るのかもしれませんが、数年はマイペースで買ったり売ったり、書籍で満足する時代が続きそうです。
ktr
2023/11/25どこかで新産地でも発見されたら、また本格的な蒐集時代がやってきそうですね。
いまはそのときに備えて予算を蓄えておく時期かもしれません。
私は旧産地にまだ未練が残っていて、アイフェルのファコプスやユタのドリピゲを探す日々がしばらく続きそうです。