イレヌス・クラッシカウダ
初版 2023/03/03 18:35
改訂 2023/03/04 22:10
ロシアのショップを見ていると、なんとイレヌスの模式種が売りに出ている。
これはもう私のために出してくれたんじゃないか、と思うほどのもの。
しかも値段はそう高くない(ふつうの人なら目をむく値段だが、私には)ので、一も二もなく発注してしまった。
「カートに入れる」ボタンを押したとき、私が感じていたのは何だろうか。
それはおそらくジェラシーだろう。
ジェラシーといっても、人を羨むとか嫉妬するとかいうんじゃなくて、自分だけがもっているもの、もつべきものを人に奪われたくないという、一種の警戒心だ。
ボタンを押すのにモタモタしているうちに、人にかっさらわれやしないか、という焦燥感でもある。
こういうせこい(?)心情が出てきたということは、私のこの世界への復帰も順当に進んでいるとみていいだろう(病膏肓に入りつつあるともいえるが)。
この標本は現在エストニアに輸送中とのことで、発送が半月ほど遅れるらしい。
それもあってか、60ドルばかり値引きしてくれた。
こういう心遣いはうれしい。
どこかの本屋とはえらい違いだ。
それにしても、復帰以来、いろいろと好運に恵まれている。
こんなに順風満帆でいいのかしらん。
trilobite.person (orm)
2023/03/03 - 編集済み蒐集、順調そうで何よりです。
勘違いだったらすいませんが、以前もクラッシカウダの標本をお持ちでいらっしゃった気がするのですが、今回はより良い感じの標本が手に入ったのですね。
私も、特に英国産の探していた標本が出た時には、他の人に買われてしまうんじゃないかという焦燥感でパッと買ってしまいます。冷静になってみれば、私の求める種はそう見栄えのする標本でないので、私以外焦って買う人はそんなにいないんじゃないかとも思うのですがね‥。
ktr
2023/03/03ありがとうございます。
一種のビギナーズラックでしょうか。
復帰した当初は、欲しいと思うようなのが皆無でがっかりしましたが、いまではむしろ欲しいのが多すぎて困っています。
それと、前の標本のこと、よく覚えていてくださいましたね。
あれはエンロールで、やっぱりどうしても好きになれず、手放してしまいました。
ロシア産は、ブログにも書かれていたように、値段さえ気にしなければつねに在庫はあるんですが、英国産となるとそういうわけにはいきません。
これと思ったものは早めに押さえておくに限りますね。
私もこれからフランス産のもので苦労しそうです。
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Trilobites
2023/03/04 - 編集済みはやり気にしてみてると、見つけられるんですよね。本種は、比較的市場にはある方なのですが、近年見かけるKukruse Levelは、質感が魅力的な標本が多いですね。
ktr
2023/03/04たしかにこの地層のものは写真写りがいいように思います。
おまけに、当該ショップのカメラマンは凄腕なので、ともすれば実物以上に魅力的に見える場合があるかもしれません。
私は一度エンロール状態のものを手に入れているので、なんとなく質感は推測できるような気がします。
あとは心静かに到着を待つばかりですね。
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