どうでもいいことですが
初版 2024/03/18 20:24
改訂 2024/03/23 12:27
先日ヤフオクに出品されたアカントピゲ。
これには久しぶりにうーむと唸ってしまった。
まずこんなのは見たことがない。
尾板周りなどは、トゲというより毛が生えているようで、まるで毛ガニのようだ。
私の頭にあるハウエリ概念を吹き飛ばすような標本。
それにしても、こういうのがあの値段で出るのはどうなんだろう。
私が思うに、これはもうこういう個体の入っている石を見つけた原石屋さんがいちばん偉い。
原石屋さんはもちろん商売なので、売らないことには話にならないんだろうけど、私ならこれは売らずにとっておきますね。
そして、頃合いを見計らって、しかるべき職人さんに仕上げてもらう。
そして、標本は自分でもっておく。
どのみち原石を売っても、そうたいした額にはならないでしょう。
なんか、売ってしまうのは非常にもったいない気がします。
しかし、いくら中にアカントピゲが入っているといっても、原石のままではただの石にしか見えないというのが、ジレンマのようでもあり、なんとももどかしいですね。
Trilobites
2024/03/19 - 編集済み三葉虫界ではニュースと言っても良い情報ですね。ただA.haueriの姿をしていますが、縁の棘は幾ら昔でも幾らかの痕跡位はあるでしょうし、元産地を深く掘り下げたということは、時代が違う(更に古い)可能性のあり、新種である可能性のが高いと思いますね。T氏の産地情報は、他の情報を含め信憑性は非常に高く、事実なんだと思いますから、採取難易度が高くても絶産であったA.haueriに新標本がもたらされたのは、大きな望みが膨らみます。T氏は自身もコレクターですので、なぜ一つしか出なかった個体を放出しようとされているのか、確かに私が同じ立場なら放出もしないどころか、暫く公開もしないでしょうね。
ktr
2024/03/20尾板周りを見ると、なんとなくテラタスピス風味も加わっているようで、かつて見慣れたハウエリとは別種の趣があります。
いずれにしても、いったいどれだけの手間がかかっているかと思えば、あの値段でもそう高いとは思いませんが、やっぱりオークション形式なので、みなさん手を出しづらいのかもしれませんね。
T氏の思惑は私には計りかねますけど、今回のものが氷山の一角でしかないような、とてつもない標本群があとに控えていそうな気はしています。
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trilobite.person (orm)
2024/03/23 - 編集済み尾板周りの棘はやはり皆、気になりますよね。ハウエリにそんなに明るくない私は、単純に「ハウエリって、実際はこんな細かい棘を持っていたんだ、へぇー」ぐらいに思ってしまってましたが、冷静に考えると、確かに別種or亜種レベルでの差異なんでしょうね。この種ですと、今のところ、あの価格は全くの妥当だと思いますが、それでも私含め大半の人は手が出せない値だと思いますので、今後の続報に期待したいものです。
ktr
2024/03/23化石愛好家にはお金持ちも多いようですから、もしオークションではなく即決だったら、あの価格でもすぐに売れてしまったんじゃないかと思います。
オークションだとしばらく様子見ができますからね。
いずれにしても、あれがほんとに魅力的で価値あるものなら、遠からず売れるでしょうし、もし売れずに残っていれば、品質になんらかの問題があるということでしょう。
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