観測ヘリコプターOH-1

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OH-6Dの後継として1992年より開発が始まり、開発完了後の2000年から配備が開始された純国産の観測ヘリコプターです。

これまでの自衛隊で運用されてきたヘリとは外観からも大きく異なり、アメリカのRAH-66コマンチに近い見た目になっています。

テイル・ローター部分も特徴的で、これは「ダクテッド・テール・ローター(ダクテッド・ファン)」と呼ばれるもので、ブレードを不等間隔に配置しているため騒音を抑えて、観測ヘリとして有利な隠密性の向上に繋がっています。

このタイプのダクテッド・ファンが使用されている機体は自衛隊だけではなく、東京消防庁のドーファンⅡや警視庁航空隊のヘリにも採用されています。

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