④ アルファ・ロメオ 164

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ジュリエッタでアルファにはまり、バブル期に新車の164を購入した。117クーペ、ジュリエッタとジウジアーロ・デザインが続いたが、今度はピニンファリーナとなった。ボディカラーはジュリエッタに続き紺で、明るいブルーのモケットシートだった。カバーを押すとゆっくり開くオーディオや灰皿を見た友人は、「サンダーバードみたい!」と言っていた。164最大の魅力は至宝とも言える3リッターの“ブッソーネ”V6エンジン(SOHC)で、ステンレスパイプ6本の眺めがたまらず、吹かすと「フォンッ!フォーン!!」と何とも言えない快音を発した。十分以上にパワーがあり、どこまでも走って行きたい気分になる安定感だった。オプションで付けたスライディングルーフが閉まらなくなったり、パワーステアリングがロックして動かなくなったのには唖然としたが、いずれも駐車中でことなきを得た。

・ミニチャンプス(1/43)の164は紺でスライディングルーフの彫りも入っているが、スーパーと呼ばれるマイナーチェンジ後の24バルブ・モデルで内装がブラウン、ケス製がオリジナル・タイプだが、ボディは黒、内装がアイボリーなのだ。ん~…。
・ズバリで大きいのを所有しようと、ソリド(1/18)のプジョー605(姉妹車)を塗り替えた。インパネの形状などが少し違うが、アルファの盾はプラ板の上にコピーした紙を貼っている。残念ながらボンネットが開かず、マイストのスパイダー※当コレクションルームの表紙 がおそらく3リッター12バルブ・エンジンだ。

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